「世界で戦える棋士に」4月に10歳プロ棋士・仲邑菫さん ソウルで会見
4月に史上最年少の10歳で囲碁のプロになる仲邑菫さん(9)が22日、ソウルで記者会見し「勝つことがうれしい」「世界で戦える棋士(になりたい)」などと囲碁にかける情熱を語った。仲邑さんは7歳から韓国に通って修業を積んでおり、プロデビュー前に、指導してくれた棋士らへのあいさつのため訪韓している。
仲邑さんは緊張して、はにかんだりほほえんだりし、韓国で修業して強くなったかとの質問には笑顔でうなずいた。同席した両親が大半の質問に代わりに答えた。会見後には、仲邑さんが通った道場で同年代の女児と対局する様子も公開された。現在は大阪市内の小学校に通う仲邑さん。韓国語が得意で、記者会見で好きな韓国の食べ物を聞かれると「焼き肉」と答えた。