キムタク、母娘共演に感慨「不思議な関係」 フェイ・ウォン娘と新CM

 リーバイスのジーンズとジャケットを着用した木村拓哉(右)とリア・ドウ=グランドハイアット東京(撮影・開出牧)
 フェイ・ウォン
2枚

 俳優・木村拓哉(46)が22日、都内で行われた「LEVI’S ENGINEERED JEANS」の新CM発表会に出席した。木村はCMで、香港の歌手、フェイ・ウォン(49)の娘で、ミュージシャンのリア・ドウ(22)と共演。母とも04年に映画「2046」で共演している木村にとって、15年の時を経ての母娘2代でのタッグとなった。

 時代を超えた、母娘2代との共演。木村はその縁に、感慨を覚えずにはいられなかった。「リアさんのお母さんと『2046』でご一緒させていただいて、自分の中で勝手にストーリーを感じていました」としみじみ。リアも「母と木村さんはご一緒したこともあるので、大変緊張しました」と胸を熱くした。

 「2046」は木村にとって、初めて出演した海外映画。第57回カンヌ国際映画祭にも出品され、初めて自身をカンヌにいざなってくれた思い出の作品だ。作中ではウォンと恋人役だっただけに、司会者に「2人の関係性は?」と問われた木村は「不思議な関係性ですよね。でもお母さんのことも知ってますからね。すごい不思議な関係ですよね」と照れ笑い。リアも「木村さんの感想と一緒です」とあどけない笑顔を浮かべた。

 CMでは、走行する電車の中で2人がアクロバティックにダンスを展開。木村が「電車のセットがリアリティがあったので『いろんなことができるよね』と。僕とリアで何ができるかなと思って、その場でフリーにやりました」と話せば、リアも「木村さんに『思い切ってダンスしてみて』と励まされて、無事に踊ることができました」と、息はピッタリだった。

 CMで宣伝するジーンズも、縁を感じる存在だ。誕生20周年を迎え、2月8日に新モデルが発売される同商品のCMに、木村は誕生時の1999年にも出演。「もう一度自分が参加させていただくことに、喜びを感じています」と改めて思いを口にしていた。

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