ボヘミアン・ラプソディが興行収入100億円突破 公開75日で アカデミー賞候補にも
英国のロックバンド・クイーンのボーカル、フレディー・マーキュリーの半生を描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」が累計興行収入100億円を突破したことが23日、発表された。
昨年11月9日に日本で公開されて以来、75日目の22日に100億円を突破。累積動員も727万人を突破した。構想から映画完成まで9年。キャスティングの難航や、撮影中の監督解雇、公開前にも評論家からは賛否両論が渦巻くなど、逆風もあったが、いざ公開されると、日本では圧倒的な人気を呼び、クイーンブームも巻き起こった。
またこの日は第91回アカデミー賞のノミネート作も発表され、同作品は作品賞、主演男優賞など5部門にノミネート。主演のラミ・マレックは、ノミネートについて「本作に関わったすべてのキャストやスタッフを代表してアカデミー会員に感謝します。そして、プロデューサーのグラハム・キング、編集のデニス・オサリヴァン、20世紀フォックス映画、ニューリージェンシー、そしてブライアン・メイとロジャー・テイラーと“クイーン”へ大感謝です。フレディ・マーキュリーを演じられたことは一生の宝もので、このノミネートは偉大なるフレディを称える勲章です」とコメントを発表している。