NHK いだてんは「あまちゃん」と同様「いろんな仕掛け」と期待
NHKが23日、都内の同局で、定例の放送総局長会見を開いた。6日にスタートした大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜、後8・00)について、木田幸紀放送総局長は「大きな運命の歯車を描いてくれると思う。終わってみると『大河らしい大河』と言ってもらえると期待しています」とコメントした。
今作は初回視聴率15・5%から第2回で12・0%と下落。第3回で13・2%と回復した。上下する数字について、「宮藤官九郎さんの脚本世界は面白かったという人と、わかりにくかったという人の意見が交錯する。(宮藤が手掛けた朝ドラ)『あまちゃん』の最初の方もそうだったかと。いろんな仕掛けが張り巡らされていて、今回もそうだろうと思う」と回を追うごとに面白さが見つかると期待した。
現在は、歌舞伎俳優・中村勘九郎が演じる主人・金栗四三役とタレントのビートたけしが演じる五代目古今亭志ん生との関係性がわかりにくいが、「関係性がなじんでいくと楽しんで頂けると思っています」とした。(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)