ボヘミアン・ラプソディ興収100億突破! クイーンの母国・英国超えた
英国のロックバンド・クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた米映画「ボヘミアン・ラプソディ」が累計興行収入100億円を突破したことが23日、発表された。クイーンの母国、英国での興行収入72億9000万円を超えている。
昨年11月9日に日本で公開されて以来、75日目の22日に100億円を突破。累積動員も727万人を記録した。全世界での興収は880億円だが、米国に次いで国別では日本が2位となっている。
同バンドは、母国でブレークする前に、日本で人気に火が付いたことで知られるが、映画でも同様の現象が起きた。宣伝担当者は「クイーンの母国英国を上回る規模のヒット。ここまで広がり続けるとは正直誰も予想していなかった」と驚いている。バンドの現役時代のファンから、観客が一緒に歌い、声を上げられる応援上映の影響などで、クイーン未体験の若年層まで人気が広がったようだ。
第91回アカデミー賞のノミネート作も発表され、同作品は作品賞、主演男優賞など5部門にノミネート。主演のラミ・マレックは、「ブライアン・メイとロジャー・テイラーと“クイーン”へ大感謝です。フレディ・マーキュリーを演じられたことは一生の宝もので、このノミネートは偉大なるフレディを称える勲章です」とコメントを発表している。