矢沢永吉HP、一部ファンの出禁措置を発表「来場しやすいコンサートへの妨害行為」
歌手の矢沢永吉の公式HPが「私設応援団のお断りについて」という文書を発表。一部のファンを「コンサートへの一切の出入り禁止やファンクラブの強制脱会等の措置を取らせて頂きました」と報告した。
公式HPは21日に「私設応援団お断りについて」という文書を掲載。「先般、某雑誌にA氏(仮称)が結成し総会長を務める団体に関する記事の掲載があり、そちらについて多数のお問い合わせを頂戴しましたので、改めて皆様へご案内を差し上げるとともに、ご報告をさせていただきます」と切り出され、A氏のコンサートでの振るまいについて説明がなされた。
HPによれば、矢沢のコンサートではこれまでも「周囲の人に威圧感を与えるような私設応援団の活動、旗振り、特攻服などの威圧行為」や、「周囲に迷惑となる永ちゃんコールの強要・煽り」「飲酒入場」を禁止するというルールを取っていたという。このルールを設けたのは、これらの行為に対するクレームや、「行きたいけど怖くて行けない」という声が数多く寄せられたための措置だったと説明されている。
だが、どうやらA氏はこれらのルールを守っていなかったようで「某雑誌で紹介されていたA氏の発言と団体の行動は、矢沢永吉の目指す『どなたでも来場しやすいコンサート』への長きに渡る取り組みに対する妨害行為と判断せざるを得ない内容」と断言。更に「これを看過することは、矢沢永吉の方針を自ら否定することにもなりかねません」と厳しい言葉もつづり、今後、A氏は「コンサートへの一切の出入り禁止やファンクラブの強制脱会等の措置を取らせていただきました」とファンへ報告した。
この断固たる措置がネットでも話題に「さすがやな」「広まって欲しい」「マナーは守らないと。矢沢さんに失礼だ」「出禁措置すごいな、でも英断だ」など、歓迎の声が数多く上がっていた。