ムード歌謡グループ・純烈が２４日、明治座で行われた「５０周年記念　前川清特別公演」に出演。メンバーの友井雄亮氏が芸能界を引退する激震に見舞われたばかりだが、観客からは温かい拍手で迎えられ新たな一歩を踏み出した。

　純烈は１幕目の「どたばたショータイム！冷たくしないで」に登場。前川清演じる「前沢清」にあいさつに来るシーンで純烈が登場した。

　純烈は４人で登場するも、前川はもう一人出てくるのでは？と待っている状態に。これに白川裕二郎が「数を確認されてるようですが…」と台詞を言うと、前川が「もう一人、出てくるんじゃないかと思って…」と突っ込み観客を笑わせた。

　その後、前川は純烈へ「紅白に出たよね」と質問し客席からも温かい拍手が。「２回目、３回目と頑張ってやるんだぞ」と励ました。次に目指すものは？という質問に純烈４人は「もちろん、クールファイブです！」と元気よく答え、観客から更に拍手を浴びていた。

　純烈は友井氏が交際女性へのＤＶなどを報じられ芸能界を引退。その後、残った４人が会見に臨み、リーダーの酒井一圭は「僕の中であいつは死にました」と決別宣言。今回の公演が４人体制での本格始動となった。