茂木健一郎氏、嵐会見の「無責任」質問に「驚いた」「その発想ない」
脳科学者の茂木健一郎氏が28日、ブログを更新し、嵐の活動休止会見で「無責任ではないか」との質問が飛んだことに「その発想が私の中にはない」と「驚いた」と正直な思いをつづった。
列島を驚かせた嵐の来年いっぱいでの活動休止。その会見は一夜明けた28日も、ワイドショーや情報番組で大きく取り上げられたが、一部記者から「無責任ではないか」という質問が飛び、ネットなどでも話題となっていた。
これに茂木氏は「驚いた」と記し、その理由について「どこからそんな質問が出てくるのか、その発想が私の中にはないというか、想定外の質問だったからだ」とした。
今回、嵐は休止まで約2年の時間の猶予を持った。「2020年末まで(まだ2年近くある!)活動をしてそれで停止すると予告したことで、十分に記者さんの言う『責任』を果たしていると思う」と持論を展開。「社会の中では、この記者さんの言うような『責任』や『悪者になる』というわけのわからない価値観に縛られて、無理して我慢していたり、自分の内面的な必然性を追いかけられないで苦しんでいる人たちがいっぱいいると思う。その意味でも、とても良くない質問だった」とバッサリ。
最後に「大野さんを始めとする嵐のみなさんの今回の決断、そしてとても丁寧な発表の仕方を支持します。みんなでもっと自由になったらいいと思う」と締めくくっていた。