元横綱若乃花でタレントの花田虎上が２７日に読売テレビで放送された「上沼・高田のクギズケ！」に出演し、現役時代、弟の元横綱貴乃花と兄弟で年間、十数億円を稼いだことを明かした。グッズ売り上げによるもので、しかし「一銭ももらったことない」と話した。

　番組では元貴乃花親方の退職金の話題になり、花田は「長くやったので出ると思います」と返答。自身について「私はもう、すぐ辞めたんで」としつつ、「僕の退職金は７０００万円です」と明かして驚きを誘った。

　その額が多いのかどうか聞かれ、花田は「トータルで稼いだ額を考えると全然、少ないです。グッズとか一切もらってない」と“若貴兄弟”として一時代を築き、関連グッズの売り上げがかなりあったことをほのめかした。続けて花田は「だいたい兄弟で年間十何億稼ぐんですけど、一銭ももらったことないです」と明かしてまたも驚きを誘った。

　花田によるとグッズ売り上げは相撲協会に入るそうで、「協会に入ることによって、親方になって定年の６３歳、６５歳ごろまで安定した収入をもらえるというのが魅力なんです」と説明した。「現役には渡さないです。お金はいただけないですけど名誉はいただける」と付け加えた。