糸井重里氏 同い年の橋本治氏を悼む「ずんっときた。まいった」
コピーライターの糸井重里氏が29日、公式ツイッターで、29日に肺炎のため70歳で死去した作家の橋本治氏を追悼している。
糸井氏は「橋本くん、しばらく養生して、またいろいろやろうとしてたのに」と、昨年、上顎洞(じょうがくどう)がんを告白した橋本氏が今後の仕事にも意欲を燃やしていたことを明かし、「ずんっときた。まいった」と、大きな衝撃を受けたことを明かしている。
さらに、主宰する人気サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」(略称ほぼ日)の巻頭エッセイでは、30日の更新分で「タクシーのなかで同い年の友人が先に逝ったのを知った」と、橋本さんの訃報を知った時のことと思われる内容を記している。
糸井氏と橋本氏の交友は長く、古くは1980年に共著「悔いあらためて」を発表。最近では橋本氏が「ほぼ日の学校」で講演を行っており、河野通和学校長は30日に発表した追悼文で、4月7日に開催される女流義太夫の演奏会で橋本さんがトークを行う予定だったことを明かしている。