世界的バレリーナ・吉田都が8月に引退「若いダンサーを応援したい」
世界的なバレリーナ吉田都(53)が30日、8月の公演を最後に現役を引退すると自身のフェイスブック(FB)で明らかにした。
吉田は、ローザンヌ国際バレエコンクールでローザンヌ賞を受賞し、17歳で渡英。世界最高峰の英国ロイヤルバレエ団などで最高位のプリンシパルを22年間務め、高い人気を誇った。
帰国後はフリーで活躍。2017年には文化功労者に選ばれ、20年に東京・新国立劇場の舞踊芸術監督に就任することが決まっている。
吉田はFBで「最後の舞台に向けて精進いたします。その後は今度は私が若いダンサーたちの応援をしたいと思っております」とつづっている。
最後の公演は8月7、8日、新国立劇場で国内外からゲストを招いて開く予定。