仲邑菫さん、韓国「囲碁の皇帝」と対局 年齢差56歳!!巻き返し及ばず投了
4月に日本で史上最年少の10歳で囲碁のプロになる仲邑菫さん(9)が30日、韓国で史上最年少となる9歳でプロ入りしたチョ・フンヒョン九段(65)とソウル郊外・城南市で対局した。菫さんは中盤で巻き返しを図ろうと反撃する場面もあったが、及ばず投了。対局後、報道陣に「もっと強くなりたい?」と問われ力強くうなずいた。
チョ九段は「自分の幼いころよりも優秀。囲碁は強くなるほど難しくなるからこれからもっと勉強が必要になる」とエールを送った。
韓国棋院や日本棋院によると、チョ九段は1962年に9歳でプロ入りし、63年に来日して故・瀬越憲作名誉九段に入門。71年の五段昇格後、兵役のため韓国に戻るまで日本で腕を磨いた。数多くの大会優勝経験を持つチョ九段は韓国で「囲碁の皇帝」とも呼ばれ、2016年に国会議員に当選した。