笹野高史、角替和枝さんを悼む「あれだけ腕があった女優さん、いないよね」
昨年10月27日に原発不明がんのため64歳で死去した、女優の角替和枝(つのがえ・かずえ、本名柄本和枝=えもと・かずえ)さんの「お別れの会」が30日、東京・北沢タウンホールで行われた。
夫の柄本明(70)を通じて角替さんと交流があったという俳優・笹野高史(70)は、「あれだけ腕があった女優さん、そうそういないよね」と無念の表情を浮かべた。
角替さんと最後に会ったのは「(亡くなる)直前」。柄本から「(角替さんに)会っとくかい」と声を掛けられたという。角替さんはベッドに横たわっていたが、去り際に「相変わらずおしゃれね」と声を掛けられた。「さよならって時に、その言葉を掛けられるんだって。すごい人だなと思いました」と最後まで気遣ってくれた角替さんに思いをはせた。