小倉智昭、東京五輪で午前決勝の可能性に「それならアメリカでやれ!」TVで
キャスターの小倉智昭が31日、フジテレビ系「とくダネ!」で、東京五輪の陸上競技決勝が午前中に行われる可能性があることに「それならアメリカでやれってんだよ!」と激怒した。
番組ではチケット販売の詳細が決まった東京五輪について特集。その冒頭、小倉は「ちょっと腹立ってることありまして」と険しい顔で切り出すと、東京五輪の陸上競技について「男子、女子の100メートルとかハードルとか、人気の種目は決勝はどうやら午前中にやるらしいと。なんで決勝を午前中にやるのかって」と怒りをにじませた。
決勝が午前中になる理由は、高い放映権料を払っている米国のゴールデンタイムに合わせたとされているが「それならオリンピック、アメリカでやれってんだよ!」と強い口調でコメント。「だって、東京でやるんだから、夜の一番いい時間帯で、涼しくなってきたところでやってもらいたい」と選手にとっても夕方以降がいいと主張し、見る方も「朝の10時なんかにやってみなさい。仕事なんか手に付かない」とぼやいた。
この日は五輪組織委員会参与の夏野剛氏がコメンテーターとして出演していたが、小倉のこの意見に対し「だったら放映権もっと払えと」と笑いながらコメント。「やっぱりオリンピックお金がすごくかかるので、スポンサーの皆さん、放映権料の収入があってやっと開けるということがあるので。難しいところですよね」と、高額な放映権料は無視できない事情があると説明していた。