タレントの薬丸裕英が３１日、フジテレビ系「バイキング」で、元光ＧＥＮＪＩの大沢樹生の元妻だった喜多嶋舞さんについて「母親として、人としてもどうかと思う」と怒りをにじませた。薬丸と大沢は元ジャニーズ事務所の先輩・後輩の間柄でもある。

　番組では、大沢がかつて親権を持っていた“元長男”が女性へのＤＶで逮捕されたニュースについて議論。特集の前半は、元長男の親権が二転三転した複雑な事情について取り上げた。大沢と喜多嶋さんの離婚後、最初は喜多嶋さんに長男の親権があったが、喜多嶋さんが再婚することになり大沢に親権が移転。だがＤＮＡ鑑定で大沢が父親ではないとされたことで、再び喜多嶋さんに親権が移ったが、その後、喜多嶋さんの両親に親権が移っていた。

　喜多嶋さんは、父親が大沢ではないと分かった後も雑誌で「身の潔白を証明する」などと答えていたが、その後、動きはなし。これに薬丸は「ずるい、この女性は」と苦い表情。「ちゃんと身の潔白を証明すべきだし、再鑑定すべき」と喜多嶋さんを非難した。

　もちろん、その生い立ちと今回のＤＶは「全く別問題」としながらも「この女性は、母親としても人としてもおれはどうかと思う」とコメントした。

　薬丸は更に「自分が子供の立場だったら、おれって人間である資格あるの？って、そういうことまで考えちゃう。本当にボールじゃない、キャッチボールじゃない。人格をどう考えてるか」「本当に母親だよ」と訴えていた。

　更に今回の騒動を「大沢樹生の元長男」として報じられることにも「裁判でＤＮＡ鑑定の結果、親子じゃないと大沢樹生は決着ついた。控訴もしない。なんで大沢樹生の息子って報道するんだろうって、それが不思議でならない」と首を傾げていた。