２０２０年末での活動休止を発表した国民的グループ「嵐」の冠番組であるフジテレビ系「ＶＳ嵐」が３１日夜、発表後初めて放送され、番組の冒頭で５人が視聴者に語りかけた。

　左から相葉雅紀（３６）、松本潤（３５）、櫻井翔（３７）、大野智（３８）、二宮和也（３５）の順で、カメラに向けてカジュアルな服装で並んだ５人は、声をそろえて「『ＶＳ嵐』をご覧の皆さま、こんばんは、嵐です！」とあいさつ。リーダーの大野はやや表情が硬いが、４人は笑顔を浮かべている。

　櫻井が「先日発表しました通りですね、嵐は２０２０年１２月３１日をもって活動を休止することになりました」と改めて報告。

　続けて、表情がほぐれた大野が「突然の発表で驚かせてしまってごめんなさい」と頭を下げ、「ただ、これからの時間もですね、僕ら頑張ってる姿を見せていきたいと思っております」と、今後に向けて決意表明した。

　今後の「ＶＳ嵐」については、相葉が「色んな人たちに来ていただいてまたババ抜き大会を開催したい」と和ませ、松本は「４００回ですか、近々迎えますし、本当にたくさんの方々に今まで来ていただきましたけども、これからもね、僕らがなかなか会えない人だったりとか、色んな人に来てもらって、そしてゲームをやりながら、みんなで楽しく過ごしていけたらと思っています」と抱負を述べた。

　続けて、二宮が「色んなところで２年２年残り２年って言ってますけど、そこに甘えちゃいけないと思う。１年半で終わっちゃう可能性だってある。終わらないようにね、ちゃんと最後まで走りきりたいと思っております」とジョークまじりながら「最後」に言及。

　櫻井が「これからもですね、ゲストの皆さん、そして視聴者の皆さんが楽しく明るく感じられるような番組を、われわれも楽しく明るく作っていきたいと思います」と締めると、大野がタイトルをコールした。