駿河太郎 落語家役も父・鶴瓶にアドバイスはもらわない
俳優・駿河太郎(40)が1日、大阪松竹座での初座長公演「天下一の軽口男 笑いの神さん 米沢彦八」(17日まで)の初日を迎え、終演後に会見した。
駿河は、上方落語の始祖で日本初のお笑い芸人となった米沢彦八を演じる。父は落語家・笑福亭鶴瓶(67)だが、役作りに際しては「父にアドバイスをもらったりはしていない。近くにこれだけの先輩方がいるので、僕はただ演じるだけ。逆に、父に(舞台を見てもらって)感想を聞いてみたい」と話した。共演に落語家の桂春団治、吉本新喜劇の池乃めだか、内場勝則ら上方お笑い界の大御所を迎えての座長公演。「ベテランの皆さまが支えてくださる。必死で彦八を演じて千秋楽まで駆け抜けたい」と気合を全面に出した。
彦八のライバル的立場で、後に江戸落語の始祖となる鹿野武左衛門を演じる関西ジャニーズJr.、室龍太(29)は「楽しいです。外部の仕事は3回目。先輩方の演技を近くで見て、毎回臨機応変な芝居をやっていきたい」と意気込みをみせた。