吉川晃司、歌手として完全復活 休養1年武道館降臨!ポリープ奇跡の消滅

 歌手復帰ステージで熱唱する吉川晃司=東京・日本武道館
 歌手復帰ステージで熱唱する吉川晃司=東京・日本武道館
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 歌手で俳優の吉川晃司(53)が1日、東京・日本武道館で、デビュー35周年ライブを行い、左側声帯ポリープの影響で休止していた歌手活動を1年ぶりに再開させた。ポリープは除去手術をせずに、「数%の確率ではじけることがあるそうで。それでした!!」と奇跡的に回復。代表曲「モニカ」など23曲を2時間半熱唱し、完全復活を印象付けた。 

 1年ぶりとなるステージに降臨すると、左手でマイクスタンドを握り、右手を突き上げた。幕開けを飾ったのは、普段は“ラスト曲”に選ぶことが多い「Juicy Jungle」。以前と変わらぬ力強い歌声を響かせると、ファン1万人からの拍手を誇らしげに浴びた。

 16年春にのどを痛め、17年7月に左側声帯ポリープと診断され、昨年1月21日のライブを最後に、歌手活動を休止。手術に踏み切る可能性もあったが、関係者によると、定期的に通院して、投薬治療もせず症状を確認しているうちに、ポリープが消滅したという。昨年末ギリギリまでTBS系ドラマ「下町ロケット」の撮影に参加。医師からのゴーサインも得て、年明けから歌唱解禁への準備に入った。

 満席の武道館を見渡して、「笑顔の再会をありがとう。超満員に集まっていただき、感謝感激」とご満悦。「声は聴いていただいた通り、治りました。ポリープさんはいなくなりました。ざまーみろ!!あのヤロー、しつこかったのよ」と復活を高らかに宣言した。

 デビュー35周年のメモリアルでもあり、「アクセル」「LA VIE EN ROSE」といったヒット曲に加えて、COMPLEX時代の「BE MY BABY」など、新旧織り交ぜて次々と歌い上げた。代名詞であるシンバルキックもさく裂。のどの“温存”が功を奏し、『歌手』としての輝きを取り戻した。

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