市川海老蔵、麗禾ちゃん&勸玄くんと成田山新勝寺で豆まき
歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)が3日、千葉県成田市の成田山新勝寺で行われた豆まき式に長女・麗禾ちゃん(7)、長男・勸玄くん(5)とともに出席した。
海老蔵は、2020年5月に十三代目市川團十郎を、勸玄くんは八代目市川新之助を襲名することを、1月に発表したばかり。市川家にゆかりの深い新勝寺の境内には約3万人の参拝客が訪れ、海老蔵一家が登場すると「成田屋!」という屋号に加え「勸玄くん!」「麗禾ちゃん!」という歓声も飛んだ。
例年通り、えんじ色の上下姿の海老蔵は、2人を優しく見つめながら入場。薄いクリーム色の着物をまとった麗禾ちゃんは、はにかみながら観客の声援に軽く手を振って応えた。紋付き袴姿の勸玄くんは、すでに「新之助」の意識が染みついているのか、終始真剣な表情。声援には大きく手を振って応じた。
3人は1月、新橋演舞場で行われた「初春歌舞伎公演」で、初めて本公演での親子3人共演を果たしたばかり。2人の子どもも大舞台を終え、成長した姿を見せていた。
豆まきが始まると、「福は内!」の大きな掛け声に合わせ、満員の観客へ向け福豆をまいた。豪快にまく海老蔵の傍らで、麗禾ちゃんと勸玄くんも必死に遠くへ飛ばそうと腕を振った。豆まきが終わって手締めをすると、勸玄くんは肩の荷が下りたのか、ようやく笑みを浮かべた。
豆まき前には、楽屋で横綱・白鵬(33)や、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の主要キャストである俳優・阿部サダヲ(48)、シャーロット・ケイト・フォックス(33)らと記念撮影も。海老蔵はブログでその様子を公開した。