新井浩文容疑者が主演の映画、原作者は被害女性のケア優先を訴え
強制性交の疑いで逮捕された俳優の新井浩文容疑者が主演を務め、今年公開予定だった映画「善悪の屑」の原作者、漫画家の渡邊ダイスケ氏が2日、ツイッターで被害者の女性のケアを最優先すべきだと表明した。
映画の公開について、製作・配給の日活は「捜査状況を確認しながら今後の対応を検討いたします」と同社の公式ウェブサイトで発表している。
渡邊氏は2日午後0時54分ごろのツイートに「関係者の方々には被害にあわれた女性が、これ以上傷つかないよう守って頂きたいと思います。どう謝罪して、どうケアしていくのかを最優先に考えて行動するべきです」とつづり、「映画の今後について考えるのは、その後です」と指摘した。
「善悪の屑」は漫画誌「ヤングキング」に連載されていた復讐をテーマにした作品。映画ではダブル主演のうちの1人を務めていた。