細田守監督「未来のミライ」に米アニー賞 長編インディペンデント作品賞
「アニメ界のアカデミー賞」と位置づけられている第46回アニー賞の発表・授賞式が2日、米国のロサンゼルスで行われ、日本からノミネートされていた「未来のミライ」(細田守監督・脚本・原作作品、スタジオ地図)が長編インディペンデント作品賞を受賞した。
「未来のミライ」は「サマーウォーズ」(09年)、「バケモノの子」(15年)などを手掛けた細田監督による長編作品で、時空を超えた“家族愛”を描く。上白石萌歌、黒木華、星野源、役所広司、福山雅治ら豪華な声優陣も話題となった。
アニー賞の公式サイトによると、長編インディペンデント作品賞の部門は、40分以上の作品であること、米国での公開スクリーン数が1000未満であることなどの条件が定められている。
「未来のミライ」は、日本時間25日に発表されるアカデミー賞の長編アニメーション賞にもノミネートされている。また、英題名は「Mirai」と定められている。