土屋太鳳 ドラマでつんく♂書き下ろし曲を歌唱 指導受け「目から鱗」

 女優・土屋太鳳(24)が主演ドラマ、日本テレビ系「約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~」(2月22日、後9・00)で、音楽プロデューサー・つんく♂(50)がドラマのために書き下ろしたメインテーマ曲「幸せのセレナーデ」を歌唱することが3日、分かった。

 土屋はつんく♂とともに行ったレコーディングを「ずっとメディアを通して拝見してきた方が目の前に現れたというよりも、つんくさんの歌が人の姿をして現れたような気持ちがしました」と振り返った。

 土屋は声にコンプレックスがあり、いざという時に声が出なくなる時期もあって、人前で歌うことへの戸惑いがあったが、つんく♂から「もっとマイクに近づけて、歌うのではなく、囁いて」と指導されたことを明かし「歌うんじゃない、これは心の声なんだと目から鱗の気持ちになりました」と語った。

 ドラマは70年代にタイムスリップしたヒロインが、歌手を目指し、当時の名物オーディション番組「全日本歌謡選手権」に挑戦する物語。

 つんく♂はドラマのために手がけたメインテーマ曲について「僕が小学生の頃に、感覚で受け捉えていた空気感と、仕事し始めて受け取った70年代という時代感を混ぜ合わせました。当時の作家先生たちと並んで、もし本当にリリースされてたら実際どうなってたかなとか想像しながら」と説明した。

 土屋については「本人は無意識と思いますが、ときおりお皿をこすったようなキュキュっとする、かわいい声の部分が出てきてそれが個性的で魅力的な声をしてるなと思いました」と語った。

 実際に土屋をプロデュースするなら「今14歳設定でデビューから考えていいのであれば、明るくフレッシュな個性的な曲を2、3曲出して、スマッシュヒットをCMやドラマと共に出します。年齢もいい感じになった、ここぞ!という時に、マイナー調の悲しく重めのしっかりした曲で大ヒット目指してみたいですね」と構想を披露していた。

 同ドラマには「個人授業」「太陽がくれた季節」「17才」「やさしさに包まれたなら」「ひとりじゃないの」など多くの70年代の楽曲が登場する。

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