キネマ旬報ベスト・テン発表 柄本佑&安藤サクラが主演賞 初の夫婦同時受賞

 映画雑誌「キネマ旬報」が制定する「第92回キネマ旬報ベスト・テン」が4日、発表され、日本映画の1位に「万引き家族」が選ばれた。また主演女優賞は安藤サクラ、主演男優賞は柄本佑と、夫婦そろっての受賞も発表された。夫婦そろっての主演賞受賞は初。

 安藤は「万引き家族」の演技に対しての受賞となり、柄本は「きみの鳥はうたえる」「素敵なダイナマイトスキャンダル」「ポルトの恋人たち 時の記憶」の演技に対しての受賞。

 安藤は「すごくうれしかったですが、受賞の知らせを聞いた瞬間はどこか他人事のような感じでした。でも主演男優賞が柄本佑さんですと聞いたときには、飛び上がって喜びました」とコメントを発表。柄本も「今のところ、日々の仕事で手一杯で“実感はない”というのが正直な気持ちですが、各作品の関係者の皆さん、それから友人や家族が喜んでくれているのが嬉しいです。自分としても、だんだん重みを感じてゆくのかもしれません」とコメントした。

 安藤の同賞受賞は12年度の「かぞくのくに」、14年度の「0・5ミリ」「百円の恋」に続き3度目。柄本は初受賞。

 また特別賞は昨年亡くなった樹木希林さんが受賞した。

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