ユーミン サザン桑田にキス…紅白秘話明かす「吸い込まれるようにあの場に」
シンガー・ソングライターの松任谷由実(65)が4日、新潟県・苗場プリンスホテルで39年連続開催となる冬の恒例ライブ「SURF&SNOW」をスタートさせた。ライブ前には取材に応じ、2020年末での活動休止を発表した嵐に理解を示しつつ、自身については「(活動休止は)バッタリ死ぬときですね。ユーミンからは引退できない」と宣言。昨年の「NHK紅白歌合戦」でサザンオールスターズの桑田佳祐(62)と濃厚なコラボをした際の秘話も明かした。
紅白秘話も明かした。究極の大トリを務めたサザンの「勝手にシンドバッド」で、ユーミンは踊りながら中央に登場し、桑田にキス。妖艶な腰振りダンスを披露するなど大暴れし、お祭り騒ぎに華を添えた。
桑田とは86年放送のクリスマス特番以来の共演。最初は舞台袖にいたがNHKのディレクターにマイクを渡され「途端にまわしを着けた土佐犬になっちゃた。吸い込まれるようにあの場に行きました。すごく、いいバイブレーションだった」と振り返った。
桑田も年明けのラジオでコラボに言及するなど“相思相愛”で、ユーミンは「私と桑田君に日本の神が降りてきた。『古事記』にも出てくる“ムナサワギノコシツキノミコト”って言うんです」とニヤリ。異色過ぎる化学反応で歌手別トップの視聴率45・3%に貢献し「日本中を違うディメンション(次元)にお連れできたと思います」と、してやったりの表情だった。