小倉智昭、女児虐待死で南青山住民に苦言「児相反対とか言ってる場合じゃない」
キャスターの小倉智昭が6日、フジテレビ系「とくダネ!」で、千葉県の小四女児の虐待死で注目される児童相談所が果たす役割に触れ「こういうニュースを見るにつけ、青山に作るの反対とか言ってる場合じゃないと思いますけど」と、児相建設で紛糾する南青山の問題に苦言を呈した。
番組では、父親からの虐待で亡くなった女児の問題について特集。この問題に対応していた児童相談所は5日の会見で、女児が「お父さんにたたかれたのはうそ」「もう来ないでほしい」などと書いた文について、父親に書かされたと認識しながらも確認しないまま自宅に戻す決定をしたとしていた。
児童相談所や教育委員会の対応に非難が集中しているが、番組では専門家を招き、児童相談所などは圧倒的に人が足りていないという実態も解説。伊藤利尋アナウンサーも「(児相は)親を支援する仕事、時には親と戦って介入して子供を守るという、相反する仕事を担っている。役割分担も考えた方がいいという声が一時上がったが、今ちょっと議論下火に」と現状を説明した。
小倉は「このニュースを見るにつけ、青山に作るの反対とか言ってる場合じゃないと思いますけど」と苦言。児相といえば、南青山に建設予定であるものの、一部の住民が猛反対し、大きな話題となっていた。