ASKA 6年ぶりバンドツアー 玉置浩二もステージに
歌手のASKA(60)が6日、東京・オリンパスホール八王子で全国ツアーをスタートさせた。ASKAは昨年11月5日に2014年5月に覚せい剤取締法違反で逮捕されて以降、初のライブを行ったが、自身のバンドを率いてのツアーは2013年3月以来、約5年11カ月ぶり。チケットは完売し、ASKAは2000人のファンにアンコールを含め全22曲を披露した。
真っ赤なアコギを抱えてステージに登場したASKAは、喜びを爆発させるようギターをかき鳴らし、右手を突き上げた。ファンからは「ASKA!」「ASKA!」と声がかかり、オープニングの「未来への勲章」から総立ちとなった。チャゲアスの曲「明け方の君」のアカペラが終わると「待たせたね」とファンに一礼した。
ASKAは“復活劇”となったクラシックツアーを振り返り「僕は本当に運がいいと思う。あそこから始められた。あれがあったから…僕は本当に運がいい」と感謝の言葉を連ねた。客席には玉置浩二(60)も姿を見せ、ASKAに呼び寄せられ、ステージにあがる一幕も。ASKAはハリのある声でソロ曲に加え「MOON LIGHT BLUES」など6曲のチャゲアス曲も披露。ギターもアコギとエレキを交互に使い、久々のバンドを全身で味わっていた。