大杉漣さんの温かさが映画に色を…岡本夏美が最後の映画撮影を回想
女優の岡本夏美(20)が9日、映画「BACK STREET GIRLS-ゴクドルズ-」の公開記念舞台あいさつを共演の白洲迅(26)、柾木玲弥(23)、原桂之介監督らと東京・新宿バルト9で行い、今作が最後の映画出演となった故大杉漣さんの思い出を明かした。
大杉さんと共演シーンがあった岡本は「大杉さんからいただく言葉が、セリフなんですけどすごく岡本自身にも入ってきて、号泣してたり…」と、大杉さんの優れた演技力を実感したという。
共演は2回目で、「初めて『ツーショットを撮ってもいいですか?』ってお願いしたら、『夏美とツーショットを撮るのは初めてだね』って、快く笑っていただいて」と、温かい人柄を振り返り、「大杉さんの温かさが映画に色をつけています」と、大杉さんが作品に及ぼした影響を語っていた。
大杉さんは昨年2月21日、ドラマ「バイプレイヤーズ」の撮影現場で倒れ、66歳で急逝。亡くなる23日前、本作の撮影に参加していた。