和牛 M-1で優勝できない原因分析…「自分達の漫才は今のM-1には」
お笑いコンビの和牛が10日、読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝」に出演し、漫才日本一を争う「M-1グランプリ」に3年連続準優勝となったことについて、「自分達の漫才は今のM-1では優勝しにくい」との分析した。
和牛は2015年M-1グランプリ決勝に初進出。その後、16年は敗者復活戦から勝ち上がり準優勝となった。「今度こそは」とのぞんだ17年も準優勝。2年続けての同じ結果にボケの水田信二は「16年で準優勝だったので次の年は和牛やろと。優勝以外の結果はあり得ない」と優勝を固く信じていたことを明かした。17年には「和牛がチャンピオンになるための全国ツアー」として単独ライブもやったほどだった。それだけに「深い絶望感」を抱えたという。
気持ちを入れ替えて18年のM-1にのぞんだ。結果は霜降り明星に敗れて、3度目の準優勝となった。しかし、落ち込むのではなく考え方を変えた。
水田は「自分達が一番面白いと思うネタをちゃんとやれた。ちゃんとそれが伝わったというのもある。漫才はいろんな種類がある」と述べ、「競技が違うやろなとちょっとだけ思った。自分達の漫才は今のM-1では優勝しにくいかもしれない」と分析した。
MCの陣内智則は「オレも思った。前半は振りやんか。振りで大丈夫か。そっからの回収」と前半にあまり笑いがないのではと指摘。水田は「最初から手数出してボケるネタのほうが優勝しやすい」とも述べた。