関ジャニ大倉 単独主演で男同士の切ない恋愛に挑戦 人気コミック映画化
関ジャニ∞の大倉忠義(33)が、映画「窮鼠はチーズの夢を見る」(2020年公開)に単独主演することが11日、分かった。男性同士の切ない恋愛を描いた、水城せとな氏のコミック「窮鼠はチーズの夢を見る」/「爼上の鯉は二度跳ねる」が、行定勲監督(50)により実写化。俳優・成田凌(25)が相手役を務める。
大倉が演じるのは主人公・大友恭一。ある日、後輩の今ヶ瀬渉(成田)と再会し「昔からずっと好きだった」と告白される役どころだ。いちずなアプローチに振り回され、次第に恋の痛みに翻弄(ほんろう)されていく。
過去には舞台「蜘蛛女のキス」で男性同士の恋愛を演じたこともある大倉。「とてもピュアなラブストーリーだと思いました。人が人を好きになることに境界線はないということを感じてもらうきっかけになれば」と性別を超越した愛に思いをはせた。一方の成田も「きっと、誰もが共感してもらえる恋愛を描けると思います」と大倉と心を一つにしている。
「世界の中心で、愛をさけぶ」(04年)、「リバーズ・エッジ」(18年)など、人の心の機微を表現することに定評のある行定監督の下、2人が描く愛の世界に注目が集まりそうだ。