野口五郎 昨年末食道がん手術していた 健康診断で早期発見、事務所にも秘密
歌手の野口五郎(62)が昨年12月25日に食道がんの手術を受けていたことが11日、分かった。野口がこの日、東京・渋谷Bunkamuraオーチャードホールで行われたコンサートで明かした。
所属事務所によると、昨年11月6日に健康診断を受け、ごく初期のがんが発見されたという。抗がん剤治療なども行う必要がなく、12月25日にがんを切除。同29日に退院した。
声にも大きな影響はなく、手術後、野口は変わらぬ様子でステージに立った。この日のコンサートでは「うそもいやだし、(この日までに)23公演もしてるんだから、みんな分かるよね。人生こういうこともあるよ」とファンを安心させた。
実は野口は事務所のスタッフにも手術を受けたことを秘密にしていた。年末年始の休暇を利用して手術を受けた形で、スタッフもこの日の告白に大あわてだったという。