「いだてん」9・9% 視聴率レースついに1桁台低迷 他局強豪番組影響か
NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜、後8・00)の10日の関東地区平均視聴率が9・9%と1桁台に落ちたことが12日、分かった。初回15・5%から徐々に下降し、6話で1桁台に低迷。タイトル通りに快足を飛ばす数字とはいかないようだ。
同時間帯での視聴率レースは激しく、日本テレビ系の人気バラエティー「世界の果てまでイッテQ!」が17・2%と安定。テレビ朝日系「ポツンと一軒家」が15・2%と数字を伸ばしている。さらにフジテレビ系「四大陸フィギュアスケート選手権2019男子フリー」が10・5%、TBS系「消えた天才」が6・9%、テレビ東京「日曜ゴールデンの池上ワールド」が5・4%だった。
1月23日に行われたNHK定例会見で木田幸紀放送総局長は「宮藤官九郎さんの脚本世界は面白かったという人と、分かりにくかったという人の意見が交錯する。(宮藤が手掛けた朝ドラ)『あまちゃん』の最初の方もそうだったかと。いろんな仕掛けが張り巡らされていて、今回もそうだろうと思う」と回を追うごとに面白さが見つかると期待していた。
「いだてん-」のこれまでの視聴率は以下の通り。
1月6日 15・5%
13日 12・0%
20日 13・2%
27日 11・6%
2月3日 10・2%
(視聴率はビデオリサーチ日報調べ)