茂木健一郎氏、桜田五輪相は「おじさまの感想そのまま」 池江へ「ガッカリ」で物議
桜田義孝五輪担当大臣が、白血病を公表した競泳の池江璃花子に対し「ガッカリ」などと発言したとされることに波紋が広がっている。脳科学者の茂木健一郎氏は13日、ツイッターで「おじさまとしての感想そのまま」と落胆の言葉をつぶやいた。
桜田五輪担当大臣は記者団に対し白血病を公表した池江へ「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なので、ガッカリしている」などと語ったと報じられている。桜田大臣は「早く治療に専念して頑張ってもらいたい」とも語っていたが、「ガッカリ」発言のインパクトが強く、ネットでは非難が殺到している。
これに茂木氏は「悪意というより、ご自身の『おじさま』としての感想そのまま」と指摘し、「大臣までされている方が、ここまで『公の場での発言』の訓練がされていないのは個人というより日本全体の問題」ともつぶやいた。
その他にも、立憲民主党の蓮舫副代表は「もはや論外」などと激怒コメントを投稿。他にもネットでは「酷い」「非常に情けない」「残念すぎる」などの声が殺到し大炎上している。
桜田大臣はこれまでも、サイバーセキュリティ担当大臣も兼務しているにもかかわらず「パソコンを使ったことがない」などと発言するなど、失言が話題となっている。