カンニング竹山 白血病で亡くなった相方、当初は「風邪かと…」「誰も分からない」
カンニング・竹山が13日、コメンテーターを務めるフジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」に出演。白血病を公表した競泳女子・池江璃花子選手(18)に「(白血病は)治るんです。絶対に治る、って信じるしかない」と強いメッセージを送った。
竹山の元相方・中島忠幸さんは04年に急性リンパ球白血病を発症。06年12月に35歳の若さで亡くなった。
池江選手の白血病公表についての特集で、竹山は「僕は白血病っていう三文字が憎らしくてしょうがない。(誰も白血病とは)分からない。僕らの人生でね、なんか怠(ダル)い時、白血病と思いますか?遠くにある病気だと思うじゃないですか」と悔しさと無力感をにじませた。
中島さんが不調を訴えた時、本人も周囲も当初は、ただダルい、風邪のような症状だと思っていたという。「最初は風邪だろ?病院行ってこい」と言い、本人が病院に行くと、「風邪みたい」という状態。しばらくたっても症状は治らず、「ある日、ロケバスから立てなくなった」という。
これは何かがおかしい、ともう一度病院に行くよう促した。そして精密検査の結果、初めて病気が分かったという。「自分が白血病の疑いがある、って誰も分からないですよ。きっと」。
中島さんの闘病に寄り添ってきた竹山は「なかなか厳しい治療をなさると思う。池江さん本人が闘うとおっしゃっているのだから、我々は応援していくしかない。絶対に治る、って信じるしかない」と訴えていた。