中川翔子、実父が白血病で他界 病気、ドナー登録「知る事はとても大事」
実父を白血病で亡くしたタレントの中川翔子が14日、TBS系「ビビット」で「知るきっかけがあるだけで、もしかしたら誰かの未来が助かる道が増えるかもしれない」と骨髄バンクへのドナー登録を呼び掛けた。
中川は9歳の時に、歌手の中川勝彦さんを白血病で亡くしている。まだ32歳という若さだった。当時の父について「20代で発症して、良くなったり悪くなったりを繰り返して、好きな事、仕事を制限されていく中で戦っていたということを聞いていたので」とコメント。
病気を治すためには骨髄の提供が必要だったが「家族みんなドナー登録したけどダメだった」と合致せず。「私が子供として提供していれば良かったのにと、ずっと思っていたけど、幼すぎてダメだった。もっと生きたかったはず。32歳は短すぎます」と当時9歳だった中川は年齢制限でドナー登録が出来なかったことから、無念の表情を浮かべた。
中川は「近いところで起こった事じゃないと、本当に向き合ったり考えたりする機会、なかなか難しいと思う」と、白血病という病や、骨髄ドナーなどは身近に起こらないとなかなか考えが及ばないとも指摘。
だが今回は、池江璃花子が白血病を公表したことで、多くの人が病気やドナー登録に意識を向けた。「興味を持つきっかけ、知るきっかけがあるだけで、もしかしたら誰かの未来が助かる道が増えるかもしれない。それはとても大事かと思います、知るということは」と、まずは知って、興味を持って欲しいと訴えていた。