三原じゅん子氏 40代で「子宮頸部にがん」と告知…「子供は産みたい」

 参議院議員の三原じゅん子氏(54)が14日、フジテレビ系「直撃!シンソウ坂上」に出演し、43歳で「子宮頸部にがんが見つかった」と告知されたことを明かした。医師からは「卵巣とリンパ節も切った方がいい」とすすめられたとしている。

 番組では、三原氏が政治家に転身した理由として「きっかけは人間ドックの診断結果」とした。当時、医師は「子宮頸部にがんが見つかりました」と三原氏に告知したという。ナレーションでは「初期にはほとんど自覚症状がなく進行してから発見されることが多い」などと説明が入った。

 医師は「できるだけ早く全摘出した方がいい」とすすめた。さらには、「転移の可能性も考えると卵巣とリンパ節も切った方がいい」とも付け加えた。三原氏が「子供を産めなくなる。子供は産みたい」と告げると、医師は「そんなこと言ってる場合じゃない。早くとってしまわないと死ぬ。生きているだけでも幸せだと思いなさい」と早期の手術をすすめた。

 ナレーションが入り、医師がすすめたのは「広汎子宮全摘手術」と説明。「子宮だけでなく卵巣やそのまわりのリンパ節まで切除する。転移の可能性は低くなるが妊娠の望みは絶たれる」と解説した。

 三原氏は1カ月後に大きな仕事が決まっていた。「私が誰よりも尊敬する武田鉄矢さんの舞台が決まっていた。手術をすると舞台に間に合わない」と迷惑をかけてしまうと考えた。また、「卵巣をとると子供を授かることができない」と思い悩んだ。

 実際の手術は7時間を要した。リンパ節と卵巣は残すことにした。早く仕事に復帰するために最小限の手術を選択したとしている。

 術後1カ月で舞台に出演。女優業へ復帰した。三原氏は自分自身よりも大変な思いをしている人はたくさんいる。でも「国は何もしてくれない。だったら私がやる」と国会議員を目指したという。

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