俳優の安田顕が１５日、ＮＨＫ「あさイチ」に生出演。ＭＣの博多華丸大吉から突如「佃製作所」と振られ、「ビックリした」と目を丸くする一幕があった。

　この日の朝ドラ「まんぷく」では、ついに完成した「まんぷくラーメン」を生産ラインに乗せ量産していくことに。福子が必死に働くが、過労からか、倒れてしまう。

　この直後に始まった「あさイチ」では大吉が「福ちゃんが倒れちゃいましたね」と心配すると、安田も「いやあ、ビックリしましたね、どうなるんでしょうか」とこちらも心配顔。そして華丸は「全部一人でやってるからね。やっぱり生産ラインの方をぜひ佃製作所の方でやっていただいて…」といきなり安田に水を向けた。

　「佃製作所」は、安田が出演していたＴＢＳ系の人気ドラマ「下町ロケット」の舞台となる町工場。会社は小さいが、どこにも負けない技術力が売りだ。

　だがいきなり他局のドラマネタをぶち込まれ、安田は「ビックリした、ビックリした」と動揺丸出し。大吉がやんわりと「ドラマと放送局が違います」と華丸に釘を刺したが、安田は「それぐらいゆるい感じでいいんですか？構えてきましたけど。なんだろ、このえたいのしれない緊張感…」と苦笑しきり。

　のど元に手をやり「ここまで出てもいろいろちゃんと考えてしゃべります」とＮＨＫの生放送に気を使ったが、大吉が「多少出していただいても…」と促すと、「技術は嘘をつかない！」と下町ロケットの名ゼリフで締めくくって見せた。