橋下徹氏、暴言・元明石市長擁護の人は「桜田さんを批判できない」
元大阪市長の橋下徹弁護士が14日、ツイッターを更新し、白血病を公表した競泳の池江璃花子について「ガッカリ」などとコメントし非難を浴びている桜田義孝五輪大臣について、元明石市長の暴言を全文検証し、擁護した人は「桜田さんのことは批判できない」と主張した。
橋下弁護士は、道路拡張が思うように進んでいない現状の中、市職員へ「火をつけてこい」などと暴言を発し、辞職した泉房穂氏のニュースに触れ「元明石市長の暴言について全文を検証して擁護していた人たちは、桜田さんのことは批判できない」とつぶやいた。
元明石市長は「火を付けてこい」と語った前後に、「市民の安全のため」「そのためにしんどい仕事をしろ」などと語っていたとも報じられ、その事から一部で擁護論も出ていたが、橋下弁護士は「一発アウト」の姿勢を崩していなかった。
そんな中起こった、桜田五輪大臣の「ガッカリ」発言。桜田大臣は問題発言の前後で「治療に専念して一日も早く元気な姿に戻ってもらいたい」「とにかく治療を最優先にして、元気な姿をみたい」と、体調を気遣うコメントも発していた。
橋下弁護士は「僕は元明石市長も桜田さんも、市長や大臣としてはアウトという考え」と持論を述べ、ペーパーを読みながら謝罪を行った桜田大臣を批判した東国原英夫の意見を紹介。「僕もそれに同感。国民の前向きな夢と希望を乗せるスーパーイベント、オリンピックの担当大臣であれば、謝罪くらいノンペーパーで自分の言葉で語らないと」と訴えていた。