鈴木おさむ氏 父の死に「生きよう、がんばる気持ちが命を伸ばしました」

 お笑いトリオ「森三中」大島美幸の夫で放送作家・鈴木おさむ氏が16日、ブログとツイッターを更新。父(享年76)が亡くなったこと、この日、告別式を行ったことを伝えた。

 鈴木氏の父親は3年前に食道がんの手術を受け、17年6月には余命3カ月と宣告されていたという。懸命に生き、昨年10月には余命2カ月と宣告されたが、新しい年を迎えることができた。

 鈴木氏はこの日午前に更新したブログで「今日は告別式です」と記述。父親を見送った後に更新したツイッターで「人生で最初の初体験は、生まれてくること。人生で最後の初体験は死ぬこと。そんなことを、去り行く父の姿に教わりました。お父さん、ありがとう。さようなら。また」と感謝の思いと別れの言葉をつづった。

 鈴木氏は今月2日、妻の大島、長男・笑福(えふ)君(3)とともに父親に会いに行き、翌日から毎日、笑福君が電話で話をしていたといい、「孫のパワーって本当にすごいんです。これは驚きました。父は、電話で話すのも辛い状態になっても、笑福とは話をしました。それで元気が出る」と振り返った。

 昨年10月に余命2カ月と言われていたが、「あと二ヶ月と言われてから4ヶ月。あと二週間と言われてから1ヶ月。あと数日と言われてから2週間。父の生きようと思い、がんばる気持ちが命を伸ばしました。本当にすごかったなと。」と懸命に生きた父親の姿を伝えている。

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