「おかあさんといっしょ」体操のよしお兄さん、りさお姉さん3月末で卒業
NHK・Eテレの人気長寿教育番組「おかあさんといっしょ」(月~土、前8時)に14年間「体操のお兄さん」として出演してきた小林よしひさと、7年間パントマイムコーナーの「パント!のお姉さん」を担当してきた上原りさが3月末で番組を卒業することが18日、発表された。
2人はそれぞれ「よしお兄さん」、「りさお姉さん」として子供たちに親しまれてきた。小林は第11代の体操のお兄さんとして05年4月から出演し、体操コーナーの「ぱわわぷたいそう」や「ブンバ・ボーン!」を表情豊かに務めてきた。
12年から上原が担当した「パント!」は1人の子供とペアになって、パントマイムを楽しむコーナー。それぞれ個性のある子供にも明るく優しく接する姿が印象的だった。
また、2人と“仲の良い”キャラクターすりかえかめん、すりかえおじょうが登場する「すりかえかめん」という、絵の一部を違うものにすり替えて子供たちが当てる、一種の間違い探しコーナーも放送されてきたが、こちらも終了する。
新しい体操のお兄さん(第12代)には福尾誠、体をつかって表現するお姉さんは、“初代”体操のお姉さんとなり秋元杏月(あづき)が4月1日から担当する。新旧のお兄さん、お姉さん4人が揃って3月29日の放送回で視聴者に向けた挨拶を行う予定。
福尾は順天堂大大学院のスポーツ健康科学研究科・博士後期課程を今年3月に修了予定。小学生から体操競技を始め、選手として16年、コーチとして5年のキャリアを持つ。秋元は新体操選手として13年のキャリアの持ち主。
なお、うたのお兄さんの花田ゆういちろう、うたのお姉さんの小野あつこは引き続き出演する。