「すりかえかめん」も終了 よしお兄さん「ダジャレはアドリブ」と代弁
NHK・Eテレの人気長寿教育番組「おかあさんといっしょ」(月~土、前8時)に14年間「体操のお兄さん」として出演してきた小林よしひさ(よしお兄さん)と、7年間パントマイムコーナーの「パント!のお姉さん」を担当してきた上原りさ(りさお姉さん)が3月末で番組を卒業することが18日、発表された。“2人の知り合い”である「すりかえかめん」と「すりかえおじょう」が出演していた「すりかえかめん」のコーナーも終了となる。
「すりかえかめん」のコーナーは、すりかえかめんとすりかえおじょうの2人が、イラストの一部を“すり替えて”しまい、どこが変化したのかを子供たちが当てる間違い探しのようなコーナー。番組を担当するNHKエデュケーショナルこども幼児部統括部長の古屋光昭氏は「すりかえかめんは別人なんですね。このお2人とは。すりかえかめんの知り合い、友達ということですので」という前提で「コーナーとしてはいったん終了するのですが、今後もどこかですり替え遊びをやっているかもしれませんとうかがっております」と“伝言”の形で発表した。
同コーナーはすりかえかめんが繰り出すダジャレも名物だった。よしお兄さんは「すりかえかめんさんはだじゃれのうちあわせというのは恐らくしてなかったという話で、彼はダジャレが大好きで思わず出てしまったという話なので、恐らくアドリブだと思われます」と振り返った。すりかえおじょうと“仲良し”のりさお姉さんは「すりかえおじょうさんは…ただひたすらにかめんさまが言うことを楽しんでいたと言っていました」と“代弁”した。
2人は3月29日の放送回で視聴者に卒業の挨拶をする。3月30日の放送には登場するが、卒業について言及する予定はない。新しい体操のお兄さん・福尾誠と、体操のお姉さん秋元杏月は4月1日放送回から担当する。