タレントの堀ちえみ（５２）が１９日、自身のブログを更新し、舌がんを患っていることを公表した。４日の検査結果で口腔がん（左舌扁平上皮がん）と診断され、「ステージ４」と告知を受けた。左首リンパにも転移していることも判明。この日から入院し、２２日に１２時間以上かかる手術を受ける。

　堀の代表作、ＴＢＳ系ドラマ「スチュワーデス物語」（８３年）で共演した俳優・風間杜夫が所属事務所を通じコメントを発表した。

　堀は客室乗務員の訓練生、松本千秋を、風間が千秋の憧れる村沢教官を演じた。千秋が自身を卑下する「ドジでのろまなカメ」は流行語になった。

　風間は「突然のことに驚き、ショックを受けました。でも振り返れば、貴方は今までも様々な試練と闘ってきましたね」と語りかけ、「どんな時にあっても、変わらない優しい瞳と笑顔で、明るく接してくれました」と回顧。堀のブログを読み、「いつの間にこんなに成長したのかと思うほど立派なあなたの姿に、涙が止まりません」と訓練生の成長に感心した。さらに「今は、貴女が人生の教官です。病と闘って、必ず克服してほしい」とエールを送った。

　また、８６年に放送されたフジ系ドラマ「花嫁衣装は誰が着る」で共演した伊藤かずえ（５２）も「１０代から芸能界で戦ってきたので、病気にも必ず打ち勝てるはずです！」と期待した。