皮膚がんで左目摘出のピーコ 堀ちえみに涙で声震わせ「待ってる」
タレントのピーコが20日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」の独占取材に応じ、19日に舌がんを公表した堀ちえみから事前にがんについて伝えられていたこと、公表について相談を受けていたことを涙で声を震わせながら語った。
ピーコ自身も皮膚がんの一種「マリグナント・メラノーマ(悪性黒色腫)」で左目を失った。1989年8月。眼球を支える6か所の筋肉と脳に繋がる視神経を切断して左眼球を摘出し、その後、抗がん剤治療とも闘った。
ピーコは堀と番組で共演しており、7日に楽屋で打ち明けられたという。7児の母である堀は、自宅で一緒に暮らす高校3年生の息子(18)と高校1年生の末娘(16)には夫とともにがんを告げた。その時のことをピーコに話しながら、「子供が動揺しているのがちょっと悲しい、って感じでした」。
堀の様子を明かしながら声を震わせたピーコ。「苦しいと思うけど、手術した方がいいんだから、気持ち強く持って。帰ってくるの…待ってる。また一緒に仕事できるのを待ってます。早く会えるといいと…、毎日お祈りしています」と涙が流れるのを懸命にこらえながらカメラを通じてメッセージを送った。