女優の土屋太鳳（２４）と俳優の志尊淳（２３）が２１日、都内で映画「バンブルビー」（３月２２日公開）の日本語版吹き替え公開アフレコを行った。土屋は２０１７年にアニメ映画「フェリシーと夢のトウシューズ」で日本語吹き替えの経験はあるが、実写版およびハリウッド映画の吹き替えには初挑戦。「本当に大変なチャンスをいただきました。ハリウッド映画という大きな世界に参加させていただいて、感謝しております」と頭を下げた。

　土屋は影のある少女・チャーリー、吹き替え初挑戦の志尊はチャーリーに思いを寄せるメモを演じるが、実は２人は初共演。２人そろってのアフレコも初めてとあり、土屋は「やっと会えた。うれしい気持ちでいっぱいです」と感激したが、その一方で志尊が年上だと勝手に思い込んでいたことも告白した。

　「特撮の作品が大好きなんです。無意識のうちに戦隊のヒーローは自分より年上だと思い込んでいたんです。（志尊は）戦隊もの（烈車戦隊トッキュウジャー）にやられていたでしょう。そしたら同い年で誕生日も３月５日じゃないですか。今日分かりました」

　土屋の誕生日は２月３日。志尊はすみやかに「僕は３月５日ですよ。土屋さんの後輩ですよ」と答え、土屋は「勝手に思い込んでいたんですよ」と繰り返した。

　そんな２人には、サプライズで「バンブルビー」をかたどったバースデーケーキが贈られ、土屋は「わ～かわいい！」と大喜びだった。