志の輔、初主演映画に「幸せな落語家」 監督・岩合光昭氏は「猫のことばかり」
落語家の立川志の輔(65)が「猫の日」にあたる22日、都内で行われた初主演映画「ねことじいちゃん」初日舞台あいさつに登場した。
飼い猫のタマと暮らす大吉を演じた志の輔は今作で女優・柴咲コウ(37)、小林薫(67)ら俳優陣と共演。映画初主演の撮影を振り返り、「突然のオファーでございまして、なんの自信もなく映画もわからず…。1カ月の間、撮影が続けられたのはプロの俳優のみなさまのおかげ。楽しかった。幸せな落語家の私でございます」とあいさつした。
今作は動物写真家の岩合光昭氏(68)がフィクション映画初監督を務めた。猫への愛情が深い監督に対し、志の輔は「監督は猫のことばかり。『OK』と撮影を終えるとタマに寄ってきて『なんて素晴らしい』とワンカットごとに抱きしめる。私のことは一度も抱きしめられませんでした」と笑わせた。最後はタマを抱きながら写真撮影も行い、会場をほっこりとさせていた。