桂南光、堀ちえみの舌を見せてもらった

 落語家・桂南光が23日、読売テレビ「あさパラ!」に出演し、22日に11時間にわたる舌がんの手術を行った親交の深いタレント・堀ちえみについてコメントした。堀とMBS「ちちんぷいぷい」で共演している南光は、堀が出演して治療への決意を語った22日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」の感想を明かした。南光は「16日に録画したらしい。何で出たんかなと思ってずっと見てたけど、覚悟を決めて、それを公にするために出たんでしょうね。最後に『リ・ボ・ン』を歌ってたけど、たまりませんでしたね。ずっと泣いてたんですけど」と涙ながらに画面を見つめていたことを明かした。

 堀からいち早く病状を伝えられていた南光は「(口内炎が)去年からなかなか治らない。何カ月も続いてると。それはリウマチの薬の副作用やと。(僕は)『薬、変えた方がええ。やめた方がええ』という話をしてて。今年に入ってから、実際に舌も見せてくれてこうなってると」と実際に患部を見たと告白。さらに「彼女は自分で検索して、口腔がん、舌のがんを。調べたらどうもそうらしい。お医者さんに行ったら、はっきりそうですと。はっきり分かってから、番組で2回生放送があった。(南光さん以外に)誰にも言ってないので(普通にしていて)と。しょうもないことを言ったら、突っ込んでくれた。痛くない?と聞いたら、痛いですと。1番強い痛み止めを飲んで、痛みを抑えて平気な顔で(出ていた)」と経緯説明を続けた。

 また、堀が何度も病を克服していることに触れ、「(以前に)すい臓も悪くして。とっても危険な状況で、奇跡的に助かった。いろんな病気とかトラブルがあってもそれを乗り越えてきた。彼女は気丈で腹が据わってる。励ます言葉をかけなくても、『私はこういう試練を受ける人間だと思います。覚悟はできてますから』と。僕らの前では1滴も涙をこぼさずにやってました」と復帰を願った。

 手術終了後に、夫が堀のブログで「本日22時に舌がんの手術が無事に終わりました」と報告。手術はまず頸部リンパ節を取り、次に舌の6割を切除したという。最後に太腿の組織を取り、舌の再建手術。手術は11時間に及び、術後は集中治療室で休み、25日まで集中治療が行われるという。

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