ガンズ・アンド・ローゼズのダフ・マッケイガン ソロアルバム発売決定
米国出身の世界的なハードロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼズ」のベーシスト、ダフ・マッケイガン(55)がソロアルバムを発表することになり、収録曲「Tenderness」を22日、デジタル先行公開した。
マッケイガンはシューター・ジェニングスと昨年3月から米カリフォルニア州エコー・パークにあるステーション・ハウス・スタジオを拠点にレコーディングを開始。ガンズのツアーとシューターのアルバムリリースの合間に曲を書き、レコーディングを行った。
2015年の著書「How To Be A Man(Other Illusions)」がニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー・リスト入りしたマッケイガンだが「俺の頭の中に渦巻いていたアイデアは、本よりも音楽が適していると思った」、「地球を旅している間に体験した悲痛な思い、怒り、恐怖、混乱、そして分断は、俺の中の全ての真実の言葉を曲として成り立たせてくれ、それによって世に広めることができ、人々を助けることができる」と、アルバム製作の理由を説明。
「Tenderness」について「調和と平和の曲」だといい、アルバムについて「瞑想であったり、何らかの癒やしをもたらせてくれればいい」、「崩壊しているように見えるものを阻むことができればと思っている」と、ガンズのツアーで目の当たりにした、世界中で進む分断と対立に抵抗する意志を明確にしている。
マッケイガンはジェニングスと彼のバンドをバックに、5月30日に米フィラデルフィア、31日にワシントンDCでスペシャル・ライブを行う。