「万引き家族」最優秀外国映画賞も関係者誰も出席してなかった…
フランスのアカデミー賞に当たるセザール賞の第44回授賞式が22日、パリで行われ、是枝裕和監督(56)の「万引き家族」が最優秀外国映画賞を受賞した。しかし、手違いで式典に関係者が出席しておらず、是枝監督はツイッターでおわびした。日本映画の同賞受賞は1981年に「影武者」が受賞して以来。
是枝監督はツイッターでコメントを発表。「万引き家族」は昨年、同じフランスのカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞したことから、セザール賞受賞で「幸せな旅の締めくくりができた」と喜びを伝えた。
一方、会場にスタッフがおらず、賞の授与やコメントの代読も行われない「大変失礼な事態になった」と告白。「困惑とうれしさと半々です」とした。