テレ朝続く看板アナの退社 社長は「アナウンサー独自の考えがありますので」
テレビ朝日が26日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。同局では、3月末で宇賀なつみアナ(32)が退社。また、正式な時期は「調整中」(同局)としながらも、小川彩佳アナ(34)が退社を発表している。社としての“つらさ”について問われた角南源五社長は「それぞれアナウンサー独自の考えがありますので」と、回答した。
両アナの退社について、角南社長は「両アナウンサーとも、いままで育んだ知見をもとに今後は自らの力でキャリアアップを図りたいという本人の希望がありました。2人ともテレビ朝日、番組等関係者、視聴者の皆様に感謝の言葉を述べております。局アナの立場を離れて、フリーアナウンサーとして活動するということですので、今後は新しい環境でそれぞれ頑張るのではないでしょうか」とコメントした。
宇賀アナは報道・情報番組からバラエティー番組まで硬軟どちらもこなせる幅広いキャラクター、アナウンス力が魅力だった。小川アナは「報道ステーション」のサブキャスターを長年担当するなど、報道部門の顔と言える存在だった。
エース級のアナウンサーが社を離れることについて、社長は「それぞれアナウンサー独自の考えがありますので」と答え、これ以上は踏み込んだコメントはしなかった。
また、小川アナの退社時期については、編成担当の亀山慶二専務が「まさに今、調整をしているところでございますので、もう少しお待ちいただければと思います」と回答した。