ステージ４の舌がんの手術を受けたタレント・堀ちえみ（５２）が２６日午前１１時すぎに、自身のブログを更新。集中治療室（ＩＣＵ）から２５日に一般病棟に映り、「ほんの少しだけ歩いてみました」と術後の経過が順調であることを伝えた。２２日の手術後、堀本人がブログを投稿するのは今回が初めて。多くの励ましの言葉に「私にとって大きな励みとなり、勇気を持って手術室に向かう事が、出来ました」と感謝をつづった。

　手術については「眠っていたので、あっという間に終わった気がします」と振り返り、ＩＣＵでの治療を「思っていた以上に辛く、挫けそうにもなりました」と明かしたが、病院側の手厚い看護で乗り越えられたといい、「『負けてはいけない！』と、何度も心を奮い立たせ、頑張りました」と胸を張った。

　がん公表後、明らかになったのは堀さんの共演者やスタッフ、関係者、ファンらに対する気遣いの数々。堀は地元・大阪のＭＢＳの情報番組「ちちんぷいぷい」（月～金曜、後１・５５）で木曜レギュラーを務めているが、同番組スタッフにも手術後、気遣いのメールを送っていたことが分かった。

　２６日の同番組で、ＭＣのフリーアナウンサー・山本浩之が「番組スタッフにも直接メールがあったみたいです。『ぷいぷい』のことも非常に気遣ってくれているようでした」と報告。大吉洋平アナウンサーも「『ぷいぷい』見られないのが寂しい、って…。気遣ってスタッフへのコメント入れてくれています」と堀さんの気遣いぶりを明かしていた。