真央さん「一生の宝物」天皇陛下即位30周年宮中茶会に“平成の顔”ずらり
天皇陛下の即位30年に当たり、天皇皇后両陛下主催の宮中茶会が26日、皇居・宮殿で開かれた。
冬季五輪メダリストでプロフィギュアスケーターの浅田真央さん(28)、サッカー元日本代表で横浜FCの三浦知良選手(52)、元なでしこジャパンの澤穂希さん(40)、元米大リーグの野茂英雄さん(50)ら、平成に活躍したアスリートらが招かれ両陛下と懇談した。
終了後、浅田さんは「お招きいただいて、一生の宝物になりました」と笑顔を見せた。
茶会は24日に行われた政府主催の在位30年記念式典への返礼として開催。25、26日に計3回催され、皇太子さまをはじめとする皇族も出席した。陛下は「祝意に対し深く感謝致します。こうして茶会を催し、共にひとときを過ごすことを誠にうれしく思います」と述べた。
この日は、皇室ゆかりの人々も招かれ、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長(78)も出席。終宴後は、「陛下から『野球をもっと盛んにしてください』と励ましの言葉をいただいた。来年はオリンピックもあるので頑張りますと伝えた」と感想を語った。
競泳の北島康介さん(36)、女子マラソンの高橋尚子さん(46)らも出席。芸能界からは歌舞伎俳優の中村吉右衛門(74)や黒柳徹子(85)が招かれ、ノーベル賞受賞者らも歓談した。